研究室活動
2024年度
心理職公務員の受験経験者からお話しをうかがいました。
2024年10月22日(火)
心理職公務員に関心のある学部生等を対象に、今年度心理職公務員試験を受験したメンバーからお話しをうかがう会が開かれました。
面接を含めた試験の概要、試験対策、準備しておくとよいこと等をお話しいただき、参加者からも多くの質問がありました。
ファーストサークルを実施しました。
2024年10月11日(金)
新たに学部2年生6名をお迎えし、ファーストサークルを実施しました。
これからよろしくお願いします!
実験実習Ⅱの発表会を行いました。
2024年7月26日(金)
B3の皆さんが実験実習Ⅱの中で取り組んだ量的研究の発表会を行いました。2チームの発表の内容は以下のとおりです。
【チーム名】プリキュア
【タイトル】親子の健康統制感及び関係が健康心理に与える影響—メンタルヘルスと受療行動に注目して—
【調査の概要】
2024年6月に、18歳以上の合計124名の方にアンケート調査のご協力をお願いいたしました。
124名の回答を分析したところ、健康の主体をどこに帰属させるかという健康統制感と親の養育態度との間に関連はなく、健康統制感によるメンタルヘルスや受療行動のセルフエフィカシーへの影響も見られませんでした。一方で、親の情愛的な養育態度は子どものメンタルヘルスを向上させ、受療行動のセルフエフィカシーを高めることが示されました。親は甘やかしすぎや干渉のし過ぎと言った過保護な態度ではなく、情愛的な態度で子どもと関わることが重要だということが示唆されました。
ご協力いただきました皆様に改めて感謝申し上げます。
【チーム名】チームガッツ
【タイトル】SNSの影響による身体醜形懸念と自己受容の関連性
【調査の概要】
2024年6月、日本の大学に所属する18~29歳の学部生234名の方を対象に、アンケート調査に協力していただきました。
分析の結果、青年期男女においては、SNSの利用に伴う理想的な身体像の内在化が、自己の外見に関する否定的評価やそれによって引き起こされる回避・安全確保行動を表す身体醜形懸念を増加させ、結果として自己受容感を低下させることがわかりました。このことから、自己の外見への意識により発生する心理的側面の問題に関しては、SNS上の情報の捉え方や活かし方を見直すなどの新たなアプローチによって改善されうる可能性が示唆されました。
ご協力いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。
アンケート調査に回答いただいた皆さん、発表会に参加された上級生の皆さん、ありがとうございました。また、B3の皆さんは大変だったかと思いますが、よく頑張りました。お疲れさまでした!
新年度懇親会を開催しました。
2024年6月7日(金)
4月から新たに直原先生をお迎えしたので、研究室のみなさんと懇親会を開催しました。野坂先生、直原先生、16名の学生が参加しました。研究室にてデリバリーした食べ物や買い出しに行っていただいたジュースやお酒、お菓子を食べたり飲んだりして楽しく過ごしました。
直原先生クイズが非常に楽しく、みんなでわいわいと盛り上がり、直原先生の面白さに気づける良い機会となりました。
企画してくださった方や、買い出しやセッティングなどの準備をしてくださった方ありがとうございます!
ファーストサークルを実施しました。
2024年4月12日(金)
新たに直原先生をお迎えし、ファーストサークルを実施しました。
これからよろしくお願いします!
2023年度
春合宿を開催しました。
2024年3月18日(月)~ 19日(火)
高野山にて春合宿を開催しました。野坂先生、阿部先生、11名の学生が参加しました。
サークルを通して新たな視点が得られ、美味しいごはんをいただき、夜は飲み会をし、翌日のお昼には高野山周辺を散策しました。
リラックスした雰囲気の中で、先生方や後輩、同期、先輩との親睦を深めることができました。
今年卒業される方々も参加してくださり、最後に楽しくお話しできました。
博士論文公聴会が行われました。
2024年2月1日(木)
2023年度人間科学研究科教育学系博士論文公聴会が行われました。
博士後期課程3年生の高田紗英子さんが発表されました。
研究題目「児童福祉機関におけるトラウマインフォームドなアセスメントに関する研究-尺度作成と心理的介入の検討から」
卒論・修論公開審査会が行われました。
2024年1月26日(金)
2023年度人間科学研究科教育学系卒論・修論公開審査会が行われました。
教育心理学研究室からは、学部4年生6名、博士前期課程2年生3名が発表しました。
主査・副査の先生方からご指導していただき、新たな視座を得ることができました。
来年度以降も、ここで学んだ経験を活かして頑張っていきましょう。
映画『ガス燈』の鑑賞会を実施しました。
2023年12月1日(金)
『ガス燈』 (1944年) という映画の鑑賞会を実施しました。
研究室内だけでなく学外からも何名か参加し、鑑賞後に感想を共有しました。
近年、米国で流行語になった「ガスライティング」という用語があります。
ガスライティングとはモラルハラスメントの一種で、この映画こそがそのネーミングのもとになっています。
ガスライティングという言葉について映像で学び、議論する良い機会になりました。
学部2年生の歓迎会を開催しました。
2023年11月17日(金)
研究室に後期から加わった学部2年生6名の歓迎会を開催しました。野坂先生、阿部先生、23名の学生が参加しました。
大学院入試の合格祝いや卒論・修論のお疲れ様会も兼ねて、学年を越えて交流を深めました。
今年度も残りわずかですが、体調に気をつけて頑張っていきましょう。
研究室から本が出版されました!
2023年11月10日(金)
2021年度の博士前期課程の修了生を中心に翻訳した本が出版されました。
本の出版に際して、監訳者の野坂先生から以下のコメントをいただきました。
本書は、2021年度の大学院の授業で用いたテキストを教育心理学分野(キョウシン)の院生で翻訳したものです。
学位をとって、司法領域等の現場で働く修了生と、その後も大学院で研究を続ける院生との協働作業からうまれました。
キョウシンの教育や運営の理念にもある「修復的」なアプローチについて学ぶことができます。
傷つきを理解し、だれもが回復しやすい社会について、一緒に考えていきましょう。
『生産と技術』にて、教育心理学研究室が紹介されました。
2023年10月13日(金)
『生産と技術』という季刊誌にて、教育心理学研究室 (キョウシン) が紹介されました。
以下のリンクから読むことができます。
〈研究室紹介〉関係性における暴力と対話による修復
~教育と支援を再考する~
野坂祐子(2023)生産と技術, Vol.75,No.4,52-54.
【PDF】
ファーストサークルを実施しました。
2023年10月6日(金)
新たに6名の学部2年生メンバーを迎え、ファーストサークルを実施しました。
これからよろしくお願いします!
夏合宿を開催しました。
2023年9月10(日)~11日(月)
高野山にて夏合宿を開催しました。野坂先生、阿部先生、12名の学生に加え3名の修了生が参加しました。
サークルを通して自分と他の人について知り、美味しいごはんをいただき、夜は花火をしました。
リラックスした雰囲気の中で、先生方や後輩、同期、先輩との親睦を深めることができました。
今年春に卒業された方々も参加してくださり、久しぶりに再会し、近況を伺うことができました。
新年度歓迎会を開催しました。
2023年5月19日(金)
4月に入学されたメンバーを新たに迎え、歓迎会を開催しました。野坂先生、阿部先生、20名の学生が参加しました。
新型コロナウイルス感染症の流行に伴って長らく開催できず、実に3年ぶりの開催となりました。
先生や他学年との交流を通して、就職や進学、実習の情報交換をするよい機会になりました。
歓迎会をきっかけに、さらに研究室の仲が深まりました。
2022年度
春合宿の開催を開催しました。
2022年3月29(水)~30日(木)
高野山にて、春合宿を開催しました。野坂先生、阿部先生、10名の学生が参加しました。
卒業生の方々との別れを惜しみつつ、サークルで色々なテーマについて話したり、高野山を散策したりしました。
卒業生・修了生の皆さん、ご卒業・ご修了おめでとうございます!
新天地でのご活躍を心から応援しております!
夏合宿を開催しました。
2022年9月25(日)~26日(月)
高野山にて、初めての夏合宿を開催しました。野坂先生、12名の学生が参加しました。
涼しくゆったりとした空気の中、瞑想を体験したり、サークルでそれぞれの考えを聴き合ったりしました。
食事や宿泊をともにすることで、より深くお互いを知り、親睦を深めるよい機会となりました。
第2回オンライン研修会を開催しました。
2022年8月20日(土)
オンライン研修『第 2 回 児童生徒・教職員のための安心で健やかな学校づくりへの一歩-―トラウマ理解と強みの視点から―』を開催しました。第1部は、「⼼のケガの理解と安⼼できる組織づくりのために+より効果的な聞き⼿になる⽅法」というテーマで、児童相談所児童福祉司スーパーバイザーで博士後期課程1年の吉村拓美さんが、第2部は、「児童生徒の強みをみつけ、伸ばす方法」というテーマで助教授の阿部望先生がそれぞれ講師を努めました。
教師、管理職、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラーなど、20名以上の方にご参加いただき、次のような感想をいただきました。
・「心理的安全性の大切さ」について取り入れたいと思った。
・学級で自分の強みを考えていく活動を取り入れていきたいと思った。
・内的な強みに焦点を当てて子供たち、対象者と関わっていきたいと思いました。
・ネガティブなところに目がいきやすいとわかったので、ポジティブなところを意識していきたいです。
ご参加下さった皆様ありがとうございました。
ラボカフェに出演しました。
2022年10月1日(土)
博士後期課程の高田紗英子さんと小川恵美子さんが、ラボカフェ/大阪大学21世紀懐徳堂シリーズvol.10教育と福祉を架橋する④に出演し、「④「トラウマ・インフォームド・ケアの可能性」というタイトルで話をしました。こちらは大阪府教育委員会のYoutubeでも配信予定です。
こちらから視聴できます。
2021年度
第1回オンライン研修会を開催しました。
2022年3月13日(土)・27日(土)
オンライン研修『第 1 回 児童生徒・教職員のための安心で健やかな学校づくりへの一歩 ―トラウマ理解と強みの視点から―』を開催しました。
第1部は、「心のケガに気づき、理解するには」というテーマで、博士後期課程1年の水野幸弥さんと小川恵美子さんが、第2部は、「児童生徒の強みをみつけ、伸ばす方法」というテーマで助教の阿部望先生が講師を務めました。
30名以上の方にご参加をいただき、次のような感想をいただきました。
・子どもを指導する自分自身に気づくことが大切であると感じた。
・声かけの例や、セルフケアの例、サイトや絵本などの紹介があったので、対応するときに具体的に活かせそうだと思いました。
・支援的な教育環境を進めることが大切であることがよく理解できた。
・教職員みんながトラウマインフォームドケアについて知っていると共通言語として対応がしやすくなることはまさに、と思いました。まずは自分自身がもっと勉強して、対応に生かしていきたいです。
・実際に、強みを見つけるワークをすることで、この活動の効果を実体験として理解することができました。実際にイメージした子に対しての、自分自身のバイアスがネガティブなものからポジティブなものに変化することを感じました。
・今回の強み、特に「24の強み」の具体的な姿を知ることができてよかったです。これを基に、教師と児童、そして児童間での強みを見付ける活動を行っていきたいと思います。
ご参加下さった皆様、ありがとうございました。